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長距離運転手はタイヘン

過酸化水素の出荷基地が諸事情により出荷できなくなった。仕方がないので大阪まで取りに行くことになった。雪もすっかり解けたし、ちょっとした遠足気分である。

初めて行く工場のため、入門講習を受けてもらうから朝8時までに来い、ということなので前日に出発することになる。夜7時すぎに会社を出、深夜1時にほぼ工場直近に到着した。

ただ、大都市圏のためか周りにトラックで突入できるコンビニや道の駅がない。トイレしたくなったらどうしよう。腹減ったらどうしよう。 また、水道の蛇口がないとコンタクトレンズを洗えないので、結局外せない。だが外さずに寝ると、寝てる時にうっかりレンズが目から逸脱してしまって紛失…という事態も起こり得るという、多少の不安感はある。
そして風呂にも入れず汗臭い体のまま窮屈な体勢で仮眠をとる。

長距離配達の仕事というのは常にこういう事が付きまとう。普通に朝起きて仕事して夜家に帰って寝る、という生活をしていたら遭遇しないような困ったことがいっぱいある。

そういうことを全部末端の運転手に押し付けた上で、物流というのは成り立っている・・・ということを改めて思った。


出荷基地は当分機能不全らしいので、大阪通いは続くものと思われる。
帰りのサービスエリアでいろいろ食べ物土産物を物色した。目新しいものがいっぱいあって、ちょっとテンション上がった。
ヒトダカリが出来てたので釣られてさつま揚げ屋さんでいくつか買ってしまったが、全く美味しくなかった・・・なんやねん。
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魅惑の駅弁フェア

昼ごろ近所のスーパーに定例の買い物行ったら、入口すぐのところに平台組んで大駅弁まつりやってた。この系列でこういうことやるの珍しい。 そして、開店からしばらく経つというのに、未だ弁当山積み。

近所の老舗百貨店で大北海道展とかやると、開店前から激しい行列が出来ててのんびりしてると目ぼしい弁当ほとんど無くなってる・・・・ってことがよくあるので、その対比で、笛吹けど踊らず感がちょっと悲しかった。

それはともかく今目の前には、北海道の魚介系弁当から、各地のブランド牛弁当、うに飯、牡蠣飯、イカ飯、押し寿司・・・もう胃袋何個あっても足りないぐらいソソル弁当がいっぱい並んでいる。 ヨメに「2個買っていい?2個買っていい?」とはしゃぎながら、行ったり来たりする。1個に絞れと言う方が無理!

結局絞りましたけどね。

駅弁 

食べたことなかったので、仙台の牛たん弁当。ヨメは北海道の海鮮丼てきなやつ。


家に帰って早速開ける。
なんかヒモ付いてて、よく見たら、加温装置付きのやつや!これも初めて! と、さらにテンション上がる。
ヒモ引っ張って、5分待つ。


フタを開ける。浅いプラスチック皿にご飯と何枚かのタンが乗っかっている。
最近のコンビニの中華丼のように、ご飯と具が分けて詰められていて食べる段になって初めて具とご飯を混ぜ合わせる・・・方式なのかと一瞬戸惑ってご飯とタンが乗った浅いトレイを持ち上げた


巨大なホッカイロのような、加温装置登場。 あ?え? バックヤードやん。見てはいけないやつやん。  ということは・・・食べれる部分はこのトレイの分だけなのね・・・えらい少ないな・・・

大きな箱と、ずっしり重量感に、すっかり騙されてしまった。
まあ、高いだけあって美味しかったですけどね!!いやほんとに。 厚切りで歯応えがあり、肉の味かタレの味か分からんが旨かった。 やっぱり本場仙台に行って食べたいなと思いましたもん。

クリスマスイブイブ

土曜日。祝日だがコッテリ仕事。

晩飯食いに行ったあと、その足で近所のスーパーに定例買い物に行った。
ヨメちゃんの逆流性食道炎が再発しつつあるらしく、使用できる食材にいろいろ制限がかけられている。 総量が少なく済めば安上がりになるかなーとか考えていたが、なんだかんだでかえっていつもより高くつきそうな勢い。 どーせもうすぐ給料日やし!と途中から変なスイッチが入り、

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ブリしゃぶセットに手を出してしまった。
よめ「それ明日食べるん?(鮮度的に)大丈夫?」
おれ「あとで食う」
よめ「いま? ご飯たべたばっかやのに?」
おれ「おやつ!」
明日休みなので若干浮かれ気味。


鍋に湯を沸かし、付属のタレを溶かし、細く切ったネギとともにしゃぶしゃぶした。 そして久しぶりの缶チューハイ。 ブリしゃぶ考えた人、天才!

そしてその後、会社絡みで購買依頼のチラシが回ってきていた某ホテル内のケーキ屋のケーキを開封する。食欲ノンストップ。

20171224_082219059.jpg

ヨメちゃんは甘い物もNGらしく、恨めしい目でおれを睨みつけながら「1人で食べれば!!」と言って下さったので、遠慮のう1人でいただいた。メリークリスマス。

初献血

生まれて初めて献血してきた。
正確に言うと、30年ほど前、学校に来ていた献血車に友達と突撃したことがあった。しかし、事前の血液適性検査?で比重が軽いことが判明したため、おまえの血イラネ!と門前払いされた。 おばちゃん看護婦に、「なんか顔色悪いと思ったもんねー」と笑われ、地味に傷ついた。 確かに、高校生の頃から貧血気味だと言われていたし、18になって晴れてひとり暮らしを始めてからというものロクな食生活をしていない自覚もあった。 連れの方がよっぽど色が白くて不健康そうなのに、普通に合格していたのも、もやもやに拍車をかけた。

それから30年後。
ヨメの買い物の付き添いでやってきたデパートで、昼飯食って、さあ帰りますかー!ってときに、たまたま目の前に献血ルームがあり、ふと吸い込まれた。
おれ「ちょっと献血してくるわー」
よめ「え? え、うん・・・」
それ以来健康診断で貧血だと指摘されることはなくなったし、ここ数年まともな食生活をしてると思ってるので、いまのおれの血どうよ?ぐらいの確認のつもり。

すぐ行って腕めくってちゅぅ~っと抜いてすぐ終わるのかと思っていたが、初めて同然なので説明やら問診やらなんやらで検査の血抜くまでにもたもたした上に、自分の腕に記された番号と、現在呼び出されている番号が相当かけ離れているし、受付のほうから「2時間待ち」とかいう単語が聞こえてきていたりもする。 予備検査の結果、とくに問題はなく濃さも十分で、無事抜いてもらえることになった。 お墨付きもらえたのでほっとした。

おれ「すまん なんかよー分からんけど時間かかりそう」
よめ「・・・ぷりぷり」

よく見ると待合室にもそこそこ人がいる。のんびり雑誌ひろげたりお茶すすったり、何かを待ってる風情。 もしかして、これ、ぜんぶ献血待ちなのかなー? 終わってゆっくりしてる人? ただの休憩所代わりに使ってる人もいる?? もしかして無料のジュース飲みに勝手に入り込んでる?
しかも、よくよく見ると、そこにいる人達が、言いにくいが…ヲタクか引き籠もりか…というった風体の人ばかりで不思議な雰囲気。

初めて枠なのか分からないが、番号すっとばして早く呼ばれて、実際に血抜く部屋に入ると、ベッドがいっぱい並んでいてそこにも人がいっぱいいる! なんなんだ献血ブーム?

おれ「意外と人多いんですね」
担当おばちゃん「私たちもびっくりしてる」
おれ「いつもはこんなに混んでるわけじゃないんですか?」
おば「そう いつもの日曜日よりも多いぐらい」
おれ「クリスマス前だからか街は浮かれた人多いですからねー」
(待合室にいた人たちは、そういうのとは無縁ぽかったが…)

針刺されて、ドス黒い血が管を通ってパックに溜まってく様子を眺めてた。

周りのベッドの人たちは雑誌読んだりくつろいでる雰囲気だが、おれは、目の前にある雑誌棚のどれを読もうかなーと物色してるうちに、終わった。針穴にシール貼られて、また待合室に追い出された。

また水分補給して、終了。帰っていいよと言われたので退散。
簡単に400ccというが、血液総量の何パーセントぐらいなんだろうか?  静脈から抜いた、ようは「用済みの血」でも役に立つのだろうか? かといって動脈から抜くワケにもいかないんだろうし・・・  どうでもいい雑談はできたが、肝心のことは聞けなかった。

もらったポイントカード眺める。次に献血が可能になる日付がかかれている。
よめ「また来るん?」
おれ「すぐかは分からんが、いつか来るやろな」
よめ「何回も献血しとる人とか、おるんやろ」
おれ「全国献血めぐりとか?」
よめ「趣味:献血?」
おれ「地味な趣味やなー」

M1グランプリ、立ち見

テレビが映らなくなった。
電源の緑色ランプのみ点いてはいるが、それだけ。何も映らない。 主電源切って…入れたり、コンセント抜いて…刺したり、したが駄目。 まだ5、6年ほどしか経ってないはずなのに、早くないー?
まあ、おれ自身はテレビジョンなぞ無くても全然構わないし困らない。いっそのことNHKの受信料もケーブルテレビの料金も払わなくて済むようになるならむしろその方がイイなーとか思うが、ヨメさまはテレビ大好きっ子なのでそういうワケにもいかない。 もうすぐボーナス出ることだし、しゃあねえな新しいの買いに行くか、のつもりでいた。

いろいろ調べているうちに、プラズマテレビでリコール寸前?扱いで無料で修理してもらったとかいう話も聞いたので、おれもとりあえず週明けにメーカーに電話してみようと思った。 

ただでさえ新聞止めたうえにテレビもないので、しゃばの情報から隔離されかけてる我が家。 ヨメがネットから「今日の夕方M1やるみたい!」という情報を拾ってきた。

げ。それは見たい。

慌ててテレビ買いに行こうか、レコーダをPC用のモニターになんとかして繋げられないか、また弟に連絡してビデオ録っておいてもらおうか、いろいろ思案したがどうしようもなく一時は完全に諦めた。 しかし唐突に、そーいえばケイタイにワンセグ付いてるやん!ということを思い出した。ケイタイごちょごちょする。ワンセグの起動の仕方わすれてた。

おれ「えむわん、何チャンネル?」
よめ「朝日」
おれ(・・・嫌な予感)

県内にはテレ朝系列のテレビ局がない。通常時は、加入しているケーブルテレビ会社のご厚意で隣の県のテレ朝系列のチャンネルが見られるようになっているが、ワンセグに関しては県内のチャンネルでさえ覚束ない電波状況であるので、山一つ越えた隣の県の電波が届くとはとても思えない。

案の定、受信できなかった。 ここで完全に諦め

・・・・・切れず、だめもとで2階のベランダ行ってみた。 映った! さすが外! アンテナ2本しか立ってないが、とりあえず途切れずにスムーズに視聴できる。 ただ、めっちゃ、寒い。推定気温3度。 ときおり通る電車の音もとても邪魔。(うちの裏が線路)

コント1本見て、終わったら室内かけこみしばし暖を取り、また気合入れて外に出る・・・ を繰り返して何本か見たが、いいかげん寒さに耐えれなくなってきた。 決勝の3組だけでも見れたらいいかな・・・と一旦、1階の寝室に回避。

またもやダメもとで、ケイタイ持ったままで寝室をうろうろしてみる。すると、ときどき映る瞬間がある。おラッキーと思って座ると映らなくなる。立つと映る。 なんやねん、この微妙な電波濃淡。 ヨメの冷たい視線にも耐えて結局最後まで立って見てた。 おめでとう、とろサーモン。


週明け、修理屋に電話し、先日修理が終わった。なんやらいう基盤を交換。 もろもろ含めて18000円なり。 安ついたんだか高ついたんだか。

現場からお伝えします

油のタンクや給油口の設備などを設計する人は、どうしてローリー運転手の意見を汲み取ろうとしてくれないのだろうか。 せめて一回ぐらい、荷卸しの現場というものを見学してみてはくれないだろうか。
ローリーが近づけないような所に給油口を作ったり、ローリーを止める地面が傾斜しすぎていたり、壁やフェンスが邪魔していてホースの取り回しが極端に不便だったり・・・
とくに学校病院などの公共施設に変な現場は多い気がする。

今回のは、びみょうに離れているパターン。
植え込みを気にせず縁石ギリギリまで寄せ、後ろも縁石ギリギリまで下がり、
DCIM3355.jpg

4mホースでようやく届く。
DCIM3353-.jpg

(消火器は、せめて荷重を分散させてホースの負担を減らそうと置いてみたもの)

実はこの右側にもう1つタンク&給油口がある。完全に届かない。 ホース2本繋ぎの刑。 ただ、非常発電用の燃料を備蓄するタンクらしく、通常はそのタンクには用がないらしい。助かった。

あと、多いのは、給油口が高い位置に設置されてるトコ。
↑の下の写真も地面から50~60cmほど配管が立ち上がっているが、これぐらいならまあ許容範囲で、ようはローリー側の吐出口よりも高いといろいろと都合が悪い。 そもそも液体は高い所から低い所に流れるように出来ている。そういう生き物だし、そういう性質を利用して我々は仕事をしている。 作る人ももうちょっと想像力を働かせてみてほしい。


一番酷いと思ったのは、どっかの山奥の小学校で、コの字型の校舎と外壁に囲まれた中庭にタンク&給油口があり、当然クルマもローリーも近づくことなど出来ず、自前のホース2本繋いだ上に「10mホース」という特注品も繋いでやっと届く…という現場。 誰か設計段階で「このタンクにどうやって荷卸しするん?ローリー近づけんで?」と指摘できる人はいなかったのか? せめて後付けで配管延長してくれてもいいんじゃないか? 18mもホースあると、残油をたぐって送り込むだけでも相当な労力である。

もう何年も行ってないし、話も聞かないので、今どうなってるのかは知らない。

横乗りめんどくちゃい

トレーラの横乗りをする機会が多い。横乗りすなわち添乗教育。
トラックには乗れるがトレーラはペーパー、という人に1からトレーラーバックを教えるパターンと、
よその会社でトレーラに乗ってましたという人に、海コンの仕事(主にコンテナヤードのルール・作法)を教えるパターンがある。もちろん前者は期間が長く、後者は短い。

今回は他の運送会社でケミカルローリー(単車・トレーラどちらも)に長いこと乗っていたという、むしろ大先輩を指導させて頂く…という立場。 トレーラのバックについては今更なにも教えることも心配することもない。 ジーチャンらしく運転が大雑把で我がままな為にちょいちょいイラつくことはあったが、基本的には気楽な横乗り期間だった。

そもそも、1人で仕事がしたい為にトラック運転手という職業を選んだ部分も大いにある。根本的に社交的な部類ではない。 ので赤の他人と狭い空間に何時間も閉じ込められる「横乗り」という制度はやはり苦痛でしかない。  まあ自分自身はずっと無言でも全然へっちゃらなので・・・正確に言うと、podcast聴けないのが不満!なだけなのだが。 ラジオ聴きながらドライブ出来るから良い仕事なんじゃないか!


ようやく本日Mさん卒業。おれ自身も解放されて、ほっとしている。タバコのケムリからも解放! あとは、とりあえずMさんが事故・トラブルしないように祈るだけである。
GW明けごろに添乗してたSさんは、おれから独り立ちして1週間後ぐらいに、

ゆるい傾斜地に停められていたシャーシに連結する際にヘッドのサイドブレーキを引き忘れ、エアのホースを繋いだ途端にヘッド+シャーシが傾斜に沿って勝手に移動を始め・・・フェンスを大破させる

という、うっかりミスな割に損害が大きい事故をやらかしてしまって、まあ直接オレの指導が悪かったせいではないだろうが、後味は悪かった。 トラック何十年も乗ってた人に、「ちゃんとサイドブレーキ引けよ!」っていちいち言わなアカンか?

工場スラング

JR貨物の駅で、「アクリル酸2エチルヘキシル」が20トン入ったタンクコンテナを引き取り、化学工場へ運ぶ。
守衛で入構手続きをし、カンカン場で計量して、トラックを所定のタンクの前に停め、歩いて事務所へ行く。

おれ「こんちわー! あくりるさん…に…えちるへきしる…(←伝票見ながら棒読み)持ってきましたー!」
係の人「あ、『ニエチ』ね はいはい」

にえち! おれが苦労してタドタドしく読み上げたアクリル酸2エチルヘキシルがたった3文字に略されてしまった。 そっか。ジモティはそういう風に略すのか。次からおれも「ニエチ持ってきました!」と言おう。


半年後。
また同じ物質を同じ工場に運ぶ機会があった。
颯爽と「こんちわー!ニエチ持ってきましたー!」
係の人たち(・・・きょとん)
おれ(あれ通じんかったのかな・・・?はずかし・・・)「アクリル酸2エチルヘキシル。持ってきました。んですけど」
間近にいた係の人「はいはい」

単純に愛想が少ない人達だったような気がしないでもない。


別の日、別の工場。
積荷は「high density polyethylene」(高密度ポリエチレン?)。 袋物がパレット積みされてラップでぐるぐる巻き、のものが20個ほど。いつもたぶん同じものを運んでいる、と思っていたのだが、所定のホームに付けて担当のオッチャンに挨拶しに行くと、
「何もってきた?」と聞かれて、何って言われてもいつも同じやんけ!と思いつつ、
「はいでんしてぃ…ぽりえち…って書いてありますけど」と伝票に書かれてる品名を読み上げると、
「あー ハイデンね」
ハイデン!なんか斬新な響き。ここではハイデンって略してんのか! つーか、他に何デンあるの? 低密度とかあるのか?ローデン?


よく分からんが、あちこちで独自の略称が発生してることが分かっておもしろかった。
トレーラーの前の角の部分(交差点で右左折するときに対向車線に大きくはみ出る部分)を、おれら?うちの会社界隈では『肩』と呼んでいるが(例:あそこの交差点は狭くて肩はみでるから気を付けなはれや)、『アゴ』と呼んでいる人たちがいるということを知った時もちょっとした驚きだった。あご? 顔の部位に例えるのならやっぱトラクタじゃない? フロントバンパー→アゴならまだ分からなくもない。 その略称を使う機会が思い浮かばないが。

過酸化水素(かさんかすいそ)を『かすい』って略すのはようやく慣れてきたが、ある工場だけで使われている『K液(けーえき)』という呼び方にはいまだに慣れない。たぶんそこ以外の人には通じないんじゃない??

会社燃えた

台風直撃の朝、会社に着くとなんかいつもと違う、ただ事でない雰囲気。
あれなんやろなんか違うなんやろなんやろ・・・と考えながら事務所に向かう。あー真っ暗だからか。 すでに何人も出勤してきてるハズなのにトラック置き場に照明が点いてない。 いや、そもそもこの時間(AM5:00)にこんなに乗用車いっぱい停まってるのも珍しくね?
暗がりに目が慣れてきたころ、パトカーと消防車が見えた。事務所の前に。 はて?  くんくん、あれ、なんか焦げ臭い?
部長とすれ違う。「ぼやや!」「はひ!?」

配電盤がショートか何かで燃え、溶け落ちた何かが、その真下にあった洗濯機を発火させた、らしい。洗濯機のあった場所と配電盤のあった場所が真っ黒コゲ。 真っ暗闇の中、警察と消防が現場検証し、周囲を部長と社長がうろついていた、というところ。
あと、強風の影響なのか、落ち葉・ごみ・発泡スチロールの欠片みたいなものが尋常じゃない密度で敷地の隅々にまで散乱していた。事務所の人間がひたすら箒でかき集めていた。

2階の運転手溜まり場に行ってみると、K君が朝4時に出勤してきたら洗濯機が燃え盛っていて、とっさにはどうしようも出来ず119した。うんぬん。という武勇伝で盛り上がっていた。
社屋自体の電気系統は無事だった(100Vだからか。 点かないのは、外の照明・洗車機・計量機など200Vのものばかり)。 というか、そもそも、会社全部に燃え移らなくて良かったね。K君がたまたま早出の仕事で早期発見できて良かったね。 全焼してたらそんな呑気にバカ笑い出来てたはずもない。 配電盤のすぐ横の区画にたまたまトラック止まってなかったのも幸運だったのかも。


2年以内に移転することが決まっているので大掛かりな修理・リフォームなんてことはたぶんしないんだろうけど、とりあえず早く照明だけでも復活させてくれ! 暗くなってから帰庫すると真っ暗で車庫入れすんのが怖い! あと親会社の車庫に燃料入れに行かなならんのも地味にめんどくさい。

ジローケーに翻弄される50前のオッサン

平日休み。ヨメちゃんと映画観に行ったあと、googleマップに「ラーメン」と入れて出てきたリストの中から、割と近くにあった初見のラーメン屋に入ってみた。
ここんとこいろんな店でブラックラーメンばかり食べていたので、ここでも何も考えず「ブラック野郎」というメニューを注文した。

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写真借り物
実際は、麺を大盛りにした為、どんぶりの上縁外周が山盛りモヤシが成す円錐の底面と一致している状態。麺もスープも見えていない。

なにこのモヤシの山!

二郎系という言葉をどこかで見たり聞いたりしたことはあったが、もしかして、目の前にあるコレがそうなんじゃないのか・・・?と思い始める。  カマクラ掘っても脇に寄せようとしてもくずれそうなモヤシの山。 食べて排除するしかないのか…

ひたすらゆでモヤシを食う。 なにやってんだおれ。

麺とスープとご対面できるまで嵩が減って、ようやくラーメンを食べてる気分になってきた。 最近食べた本格的な?「富山ブラック」達と比べてもガツンとしすぎておらず普通に美味しい。 厚切りとはもはや呼べないチャーシューの角切りも、ぬるかったが(載せた時点で常温だったのだろう)美味しい。 箸がプラスチック?製で麺がつるつる滑って尋常じゃなく食べにくいので、店員呼んで割り箸に替えてもらおうかと何度も思ったが、ラーメンが運ばれてきた直後に、

おれ「すいませんライスもらえますか?」
店員「あ、食券をお買いもとめ…」
おれ「あ!そっか!食券制でしたね…」
店員「お金いただければ発券してライスお持ちしますよ」
おれ「あ、あ、すいません じゃあお願いします」小銭を渡す
しばらくののち
店員「ライスですどうぞ(にこ」

みたいなコッ恥ずかしい出来事をやらかしていたため、なんとなくお願いしづらい。 麺やモヤシがつるつる滑って、周囲に汁とばしまくり。 そして、口の中も周りも胃袋も脂でギトギトになりながらなんとか麺とモヤシを食べ終わった頃に、気付く。

もしかしてさっきのモヤシって、真っ先にやっつけるべき邪魔者、ではなく、口の中をサッパリさせるために後半にまで取っておくべきオアシス的存在だったのではないか・・・? ということは、やっぱり最初にすることは、モヤシの山をできるだけ温存しつつ麺とスープに辿り着くようなトンネルを掘ることなのだろうか。 
などと考えながら、背脂とニンニクが浮いた真っ黒なスープを飲み干す。 まあ、どっちでもいい。 もう二度と食べないだろうから。



何時間たってもモタレ感は収まらない。晩御飯はサラダとキムチと厚揚げ焼いたんとビール。 炭水化物も肉も必要としなくなる日が来るなんて、若い頃の自分には想像できなかった。
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