FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ブリカマの塩焼き様

配置薬。
「富山の薬売り」ってわざわざ言うぐらいなのだから、富山以外にはあんまりないシステムなのだろう。
富山以外の人に意味が伝わるのか、どの程度の地域に普及してるシステムなのか、全く分からないが、定期的に担当の人がやってきて薬箱の中身を確認し、減っている分だけ補充して、使った分の代金を徴収していくという便利な制度。薬を使わなければお金もかからない。
うちの場合はだいたい3か月に1回ペースだったのだが、気が付くと1年以上担当者が来てない。おれ自身は稀に傷バン(バンドエイド)使うぐらいだが、ヨメは頭痛薬・風邪薬・鎮痛剤など、ちょいちょいお世話になっている。回収に来ないなら来ないでカネ払わないでいいのである意味ラッキーと言えなくもないが、ヨメぐらいの勢いでガンガン使っていると、1年も補充に来ないと肝心のときに肝心の薬がナイ!ということにもなりかねない。

連絡した。
どうやら担当者が仕事を辞めた際の引継ぎがうまく行ってなかったようで、ベテラン営業マンが尻拭いとして3か月ほど前から全部のお客さんとこを順に回っているらしい。

あーそうだったんですかー 大変でしたねー
これ置いてきますんで、またよかったら使ってください

と差し出されたのが、その会社がやってる薬膳カフェの割引券。


どうしてもお腹の調子が上向かないのでカレー(刺激物)を食べたくないヨメと、
どうしても家でカレーが食べたくて仕方がないオレが、
ここ数週間せめぎ合った結果、そこの「薬膳カレー」を食べに行くことになった。ナイス妥協点。

ハナ金、夜6時半。 なのにシャッターが下りていた。おーまいが。 とことん健康的な店やな。

仕方がないので界隈の散策開始。
富山駅前はここ最近居酒屋大増殖中である。どの店の前にも「うまい魚と地酒」みたいな看板がかかっている。 店の外側からの情報だけでは決めようがない。のでテキトーに選んで入る。 車で来たのに居酒屋で晩飯食う展開。

とりあえず、刺身盛り合わせ。白エビのかき揚げ。ウーロン茶。
ま、ワカコ酒のようにちょっとずつゆっくり飲んべと思って、ぱらぱらとメニューを見ていた。 「日本人のこころ」という名前の「ご飯・味噌汁・漬物」のセットがあった。いいネーミングだとは思うが注文すんのなんか恥ずかしそう。
どうせ酒飲めねえんならいきなりコレ頼んじゃる!と思って、ご飯のお供選びにとりかかる。 そして選ばれたのが本日のメインディッシュ、ブリカマの塩焼き様。 1380円。 永遠のアイドル、鰤。

団体さんでもいたのか混んでて、なんでも出てくるのが遅かったが、ブリカマは輪をかけて遅かった。同時に頼んだ「日本人のこころ」はブリカマが来たら一緒に食べようと箸をつけずに待っていたのに、全然来ねーでやんので、白エビのかき揚げの破片をご飯に乗せて天つゆかけて「俺の天カス丼!」とか言いながらちびちび食べてたら、危うくご飯食い尽くしていまうところだった。

へい、おまちー!

それまでの提供は全部背中側からバイトの女の子が運んできてくれていたのに、急にカウンター越しに板さんがデッカイ皿を手渡そうとしてきたので意表を突かれたが、その皿の上に乗っているのは、間違いなく、待ちわびたあのブリカマ。

DCIM1707.jpg

き、来ましたな。ひさしぶり!
貪り食う。た、たまらん。うめー! ふわふわでジューシーでぱりぱり。
ヨメは一口つまんでその脂の濃厚さに箸を置いた。 それがいいんじゃないか! むしろ、取り分が減らなくて好都合。大根おろしでもつついとれ!


昔、寿司屋でバイトしてた二十歳ぐらいの頃。
夜8時半か9時ぐらいなるとバイト一人ずつ順番に呼ばれて、賄いご飯を食べさせてもらっていた。かなりの頻度でブリカマの塩焼きがおかずだった。 その頃は、「いつもいつもこんな魚の切れっ端みたいなの食わせやがって…たまには握り寿司とか食わせてくれよう…」とか本気で思っていた。 なんて無知。なんて恩知らず。


そんなことを思い出しつつ、ブリカマと白飯をひたすら往復。

たぶん、おれは、ずっとにやけていた。
関連記事

コメント


管理者のみに表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。